Mobile : 080-9699-8386|Line : drtomatojapan

Mobile : 080-9699-8386|Line : drtomatojapan

ドクタートマト・ホームスクール

[事例発表] – ホームスクール感覚の事例 児童 (満4歳、自閉)

ドクタートマト・ホームスクールを約9ヶ月間行った児童についてご紹介したいと思います。

この児童は学齢前期、自閉スペクトラムを持つ児童で、主訴は目合わせと呼名反応が不足し、主養育者と他人との相互作用不足で悩んでいた児童でした。
また家に帰ったら服を全部脱ごうとすること、食べてはいけないものを口腔で探索すること、水で遊び続ける、様々な感覚に対する難しさを持っていました。言語は否定的な感情において「嫌い」のような非常に単純な言語で表現し、反響語が見られました。

ドクタートマト・ホームスクール感覚コーチングを通し触感覚を充足させるため、養育者のスキンシップ、マッサージをによって触感覚をさせたところ、触覚が安定化するだけでなく、児童の情緒的な安定感と両親との愛着および情緒的交感が増進しました。
また口腔で探索しようとする欲求は、児童が好きな触覚のプレイドウ(粘土)や滑りやすく粘り強い感覚の材料をたくさん触る経験をさせてあげることで、口腔の感覚探求が大幅に減りました。
言語も反響語で文章を使える姿も見られました。.

このように児童が望む感覚を養育者と共に一段と充足させることで、児童の高い不安度が安定化し、感覚探求は減り、目合わせや行動模倣、言語が向上しました。
養育者はホームスクール感覚コーチングを通し、自身が提供してあげたいものではなく子供が中心になって自分の子供が何を望むのか、何が好きなのかに焦点を合わせて相互作用をしてあげることで表情も明るくなり、養育者に対する愛着がさらに増えたのを見て、ますます児童が変化し成長できるという潜在性を感じることができました。

ニュースレターに参加