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DR.トマトプロトコル

自閉症を克服するための食事療法

02

食事療法

食事療法

誤った食生活が自閉症の原因ではありません。したがって、食事療法だけでは自閉症を治すことはできません。しかし、誤った食生活が安定した免疫活動を妨げるのは事実です。自閉症治療で自己免疫疾患の悪性メカニズムを断絶させることは非常に重要な条件なので、治療のためには食事療法が必須条件になります。

自閉症を治療するための食事療法で最も有効性が認められるのは、グルテンカゼインダイエットとケトンダイエットです。ドクタートマトプロトコルでは、二つの食事療法を並行して進めながら、徐々に段階的に強化された方法を行うことをお勧めします。つまり軽症では軽い食事療法だけでも治療が可能ですが、重症になると高強度のダイエットを複合的に進めなければなりません。

おおよそ次の4段階の食事療法を段階的に行っていかなければなりません。漢方薬を服用しながら治療中の場合、1~2ヶ月以内に効果がない場合は速やかに次のレベルの食事療法を強化し、漢方薬療法と栄養療法を並行してこそ適切な治療効果を出すことができます。子供を早く好転させるためにどんな困難でもすぐに受け入れる意図があれば、高強度の食事療法である4段階の食事療法を直ちに実行されるのがおすすめです。超高強度の食事療法も、児童の成長過程に必要な必須栄養を摂取供給するのに十分ですので安心してください。

ステージ
1
食事療法
グルテンカゼインダイエット

小麦粉の主成分であるグルテンタンパク質、牛乳の主成分であるカゼインタンパク質が作り出すアレルギー炎症反応は脳の発達を阻害するものと推定されます。そのため、小麦粉や乳製品を原料としたあらゆる食品を回避する食事療法が第1段階目の食事療法です。

1段階の食事療法と漢方療法だけで治療できる年齢は20ヶ月未満の子供たちです。より安全なのは、20ヶ月未満の子供たちでしょう。20ヶ月経過すると自己免疫反応が深刻化し、腸内細菌のDISBIOSISも深刻になるので、食事療法をより強化させていかなければなりません。

ステージ
2
食事療法
グルテンカゼインダイエット
アレルギー敏感食品 回避食事療法

遅延型アレルギー検査であるIgG検査は、食物感受性検査とご理解ください。つまり腸内の炎症反応を誘発する敏感性反応の食べ物を見つけて回避する食事療法です。IgG抗原物質は脳血管障壁も通過し、中枢神経系炎症反応を強化していきます。したがって、自己免疫反応悪性メカニズムを断絶させるためにはIgGに反応する食べ物まで回避してこそ安全です。

30ヶ月未満の児童の中では、2段階目の食事療法と漢方免疫療法を並行すると好転する場合が非常に多いです。しかし、2ヶ月程度の治療でアイコンタクトが好転する反応がなければ、すぐに3段階目や4段階目の食事療法で強化実行しなければなりません。

年齢が上の場合でも、非常に軽症のアスペルガー症候群や境界性自閉症の場合は、2段階目の食事療法と漢方薬療法だけでも好転する場合がほとんどです。

ステージ
3
食事療法
グルテンカゼインダイエット
アレルギー敏感食品 回避食
糖質制限ダイエット

糖分は腸内の有害菌の餌となり、急速な過剰増殖につながります。したがって、腸内細菌のDISBIOSISを調節する目的なら、単糖類と二糖類である果物を禁止しなければなりません。 また、自閉児童は血糖調節能力への不安定さが激しく、糖分摂取や代謝過程に炎症性サイトカインの急増加を生み出します。したがって、自閉症児童は糖分代謝を制限するほど自閉好転に有利な人体環境を持つことができるようになります。

30ヶ月以上経過した子供たちは、すでに自閉的な悪性代謝メカニズムが固着する年齢です。ですから、3段階目の食事療法で治療を開始することが最も効果的なスタートになるでしょう。特に言語発達上の遅延が顕著な場合は、低年齢でもすぐに3段階の食事療法を行うことをお勧めします。軽症のアスペルガー症候群の場合でも、集中力障害が激しい場合は治療の際に糖質制限ダイエットを並行することが必須です。

ステージ
4
食事療法
グルテンカゼインダイエット
アレルギー敏感食品 回避食事療法
ケトン食療法

ケトン食療法は糖分に代謝転換できる炭水化物を極端に制限し、たんぱく質と脂肪を中心に食事をしながら血糖調節に容易な炭水化物であり、食物繊維が豊富な葉野菜を中心に食事療法を進めることです。これは低炭水化物の食事療法としてよく知られている食事療法です。

ケトン食療法は、糖質制限ダイエットを高強度にして進めるものです。3段階目の食事療法を進めながら漢方薬療法を並行する際、2ヶ月以内に相互作用の顕著な改善がなされなければ、時間を遅滞なくケトン食療法を並行することをお勧めします。ケトン食療法は治療効果が非常に高いですが、親の栄養学的懸念から敬遠されることが多いです。しかし栄養学的にはこれは非常に安全なので、安心して実行できます。子供たちが初期のケトーシス状態に陥り苦しんでいる場合もありますが、大体2~3週間で回復し健康的に生活できるでしょう。

治療に成功的な反応を示した場合、子供が正常な範疇に回復するまでは食事療法を維持しなければなりません。好転後も長期間実行することが推奨されますが、やむを得ない場合2年以上は維持することをお勧めします。食事療法を中断した場合、すぐ一般食に入らず「4段階=>3段階=>2段階=>1段階=>一般食」と段階的に緩和し、退行的な現象が再発しないか綿密に観察し進めなければいけません。

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