- 著者:Moonju Kim / 出版社:ワイゲリー
韓医師(ハンイシ)として長年現場で自閉症スペクトラム障害(ASD)の治療に邁進してきた著者は、
本書の中で「自閉症は治療可能な疾患である」と明言しています。自閉症を早期に発見して治療を行えば、
定型発達の一般的な子供たちと同じように回復する「完全な治療」、すなわち完治も可能であるという内容です。著者は、
現代の主流医学や患者の保護者たちが暗黙の了解としている「自閉症は不治の病である」という主張を否定し、
自身の臨床経験と豊富な事例、そして様々な客観的データに基づいてそれを証明しています。
本書は、自閉症の発症原因や悪化要因に関する新たな洞察を提示し、従来の自閉症治療法の限界を指摘しています。
さらに、自閉症スペクトラム障害を理解し治療するためには、既成の思考の枠組みを完全に超える「パラダイムシフト」
が必要であることを力説しています。その上で、自閉症を退行の程度によって細分化し、それに応じた治療法を提案しています。
漢方(韓方)療法、食事療法、サプリメント療法で構成される自閉症治療法「ドクタートマト・プロトコル(Dr. Tomato Protocol)」は、
自閉症児の治療に使命感を持つ医療関係者や、我が子を医学的なアプローチで治療したいと願う保護者にとって、大きな助けとなるはずです。